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岡村歯科ニュース

SRPセミナー

7月19、20の二日間私はSRPテクニカルベーシックコースというセミナーに参加させて頂きました。SRPとは現在の歯周病治療にとって絶対に欠かせない治療の一つです。

まず、そもそも「歯周病」とはなんなのか、、

歯と歯肉の境目の清掃を怠ると、そこに多くの細菌が停滞し、歯肉が赤くなったり腫れたりします。この状態を歯肉炎と言います。歯肉炎が進行すると、歯周病菌により歯を支える骨やその周りの組織が破壊されます。これが「歯周病」です。

「歯周病」になると、本来歯根と引っ付いているはずの歯肉がはがれてしまい、歯周ポケットと呼ばれる深い歯肉の溝ができてしまいます。歯周ポケットができてしまうと歯ブラシも行き届かないためそのポケット内が細菌の住みかになってしまい、どんどん歯周病が悪化してしまうのです。この恐ろしい「歯周病」を阻止すべく行うのがSRP(スケーリング&ルートプレーニング)なのです。02966_01 のコピー

SRPは、歯周ポケット内のプラークや歯石などの付着物をスケーラーという危惧を用いて除去し、歯根面を滑沢にし再び歯石が付きにくくするという目的で行われます。今回のセミナーでは、このSRPの基礎基本、スケーラーの管理、その他テクニックについて勉強させていただきました。今回学んだことを実践すると、歯石除去の効率がぐんと上がったような気がします。SRPは、歯と歯肉の境目に器具を入れなおかつ手探りで歯石を見つけ出し、除去するといった非常に難しい作業です。また患者様にとってもこの治療は長い期間がかかるため大変だと思います。ですが、その分返ってくるものはお互い大きいと思います。そのため我々歯科衛生士もやりがいを感じるのです。

今回のセミナーへの参加により、自分のSRPに対するモチベーションが上がったことが何より一番の収穫だったのではないかと思います。

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