年末年始急病診療
30日は豊中市の年末年始急病診療に出務してきました。今年はコロナの影響で例年とは違う対応が必要です。N95マスク、フェイスシールド、医療用ガウン着用での診療は初めての経験でした。初めは戸惑いましたが、案外すぐに慣れることができました。それでもその装備のままでは患者さんのいない時に気軽に休めないのが辛かったです。
今年は色々と初めての経験ばかりであっという間に年末を迎えた感じです。毎年、年末には忘年会の報告をするのですが今年はそれもありません。もうコロナの無い日常は訪れないだろうと感じています。早くワクチンと治療薬ができることを願います。
それでも、今年は良いこともたくさんありました。昨年から院内全体として取り組んできた消毒滅菌、感染予防への対応が、こんなにも早く試され、役立つことになるとは! 非常にタイムリーでありスタッフも自信を持ってコロナに対応することができました。また、昨年まではスタッフの手が足りず平日に1日のお休みをいただいていましたが、今年はようやく人員が確保でき平日の休みを無くすことができました。そのおかげで、コロナ対応として1日のアポイント数を減らした分を他の曜日に分散することで全体数は減らさずに済みました。また来春には更にもう一人スタッフが増える予定です。消毒滅菌、感染予防を更に徹底できると考えています。
来年にはこの長いトンネルの奥に光が見えてくることを信じています。
皆様も良いお年をお迎えください。